米国発!Breaking News

writer : techinsight

【米国発!Breaking News】吹き矢を使った通り魔事件。2日で被害者4名。

デラウェア州ニューキャッスルで“吹き矢”を武器にジョギングやサイクリングを楽しむ市民を襲う通り魔事件が続発し、現在までに4人の被害者が出ている。吹き矢という前例にない武器と無差別な攻撃に、地元市民は驚きと恐怖を隠せない。

事件は先週月曜日の午後7時15分頃に始まった。27歳の女性が自転車で走行していると、突然腰あたりに痛みを感じ、調べてみると腰に針のような矢が刺さっていた。それから約2時間後の午後9時30分頃、17歳の少年が自転車で走行中に吹き矢が左手に直撃した。すぐに病院で手当を受けたが、手術が必要なほど傷のダメージは大きかった。

翌日火曜日の朝、第2被害者が襲撃されてから12時間後、36歳の男性が自転車で走行中に太ももに吹き矢が直撃した。男性は「突然大きな蜂に刺されたような感覚に襲われた。」と証言している。吹き矢を太ももから引き抜こうとしたものの、矢が5cm以上も深く刺さっていた為に自力では対処できず、病院で手当を受けた。引き抜かれた矢は約11cmの長さがあった。その後午後5時頃にも女性がジョギング中に吹き矢で襲撃を受け、ふくらはぎをケガしている。

デラウェア州警察のジェフ ウィットマースによればトラックに乗った二人の男が被害者らによって目撃されている。「こんなことは初めてだ。心配なのはターゲットが無差別であるということ。これ以上の被害が出ないことを願うばかりだが、今後どうなるかはわからない。」とウィットマースは異例の無差別通り魔事件に驚きを見せている。

(TechinsightJapan編集部 村居唯衣)