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23日、カンボジアとの国境に位置するシーサケット県にて、村人が地雷を踏んで負傷する事故が発生した。
シーサケット県のサムローンギアット村南部の森にて地雷が爆発した。村に住むある女性(37)が、森にて草取りをしていたところ、誤って地雷を踏んでしまったのだ。
付近の人々は、爆発事故を受けて警察に通報し、女性はすぐに救急車にて郡内の病院に搬送された。
地雷を踏んでしまった女性の右足の指は吹き飛び、また顔にも軽い怪我を負った状態だという。命には別状は無いとのことである。
地雷が埋まっていた森は、タイーカンボジア国境から8kmほどに位置している。そのため地元紙によると、カンボジア内戦時に埋められた地雷が今もまだ撤去されずに残っており、それを女性が誤って踏んでしまったのだろうとしている。
今回の事故でも示されるように、地雷は内戦のあったカンボジアだけでなく、タイ国内においてもいまだに埋まっている。地雷災害によって、足を失い、義足で生活する人もタイではよく見受けられる。地雷による被害は深刻なのである。
また、地雷は人的被害を与えるのみならず、その土地の不動産価値にも大きな影響を与える。地雷が埋まっている恐れのある土地の利用者や投資者はいなくなっていく。そのため、周辺地域への経済的被害にもつながっていくのである。
内戦が残した負の遺産は現在も、タイやカンボジアにあまりにも大きな影を落としているのである。
(TechinsightJapan編集部 若曽根了太)
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