デヴィッド・ベッカムについては、グラント・ワール氏執筆による新刊、『The Beckham Experiment.』で新しく様々な事実が明らかにされ、今話題になっている。ベッカム家に三男が誕生した際、その名は親友である俳優トム・クルーズにちなんで付けられたというのだが…。

ベッカムがハリウッド俳優トム・クルーズを紹介されたのは、2003年のこと。LAギャラクシーへの移籍にともなう米国移住で、不動産探しからセレブとの交際方法まで何かと親身になってくれたトムとは、ひと回りも年齢が違うが、その後もずっと親友同士である。

「トムの“Cruise”って確かに素敵な名前ね。でも少しだけ違うスペルにしてみない？」 2005年2月の三男の誕生の際、妻ヴィクトリアは、親友の名を付けたいと望むデヴィッドにそう返答し、当時スペインに住んでいた夫妻の周囲に “Cruz”という名の人が多いことから、三男の名はCruzに決まったという。

しかしトムにしてみれば、これは飲んでいるお茶を噴き出すような話。Cruzと言えば、トムが狂ったように夢中になり、2004年まで4年近くも交際した女優ペネロペ・クルス（Cruz）のスペルではないか。親友の赤ちゃんに、1年前に破局している自分の元カノの名が付けられ、「響きだけは君の名がヒント、君への友情と敬意の証しだよ」などと言われても…。

まぁ、トーク番組でソファに飛び乗ってハシャぐなど、トムはかなりヤンチャな時がある。クルズ君もLAレイカーズの試合では、ハーフ・タイムに自分もブレーク・ダンスを披露する目立ちたがり屋、そこだけは見事にトムに似ているようだ。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）