アフリカ発!Breaking News

writer : flynn

【アフリカ発!Breaking News】コーヒー通は要チェック!幻のアンゴラコーヒー復活へ。

アンゴラというと石油とダイアモンドで知られているが、実はコーヒーもアンゴラ経済の支柱だった。1975年の独立以来、衰退の一途を辿ったコーヒー栽培農場。現在、経済の多角化によりコーヒーのプランテーションを復活させ、農場分野における経済の活性化を図っている。

国章にもコーヒーの蔦が使用されているほど、以前はコーヒー産業が活発だったアンゴラ。アンゴラはコーヒー栽培に適した気候で、豆の種類も豊富。1970年代には約23万トンのコーヒー豆を栽培、2500もの大規模商業農地と25万もの小規模農地が支えていた。しかし、内紛から10年経った1985年にはわずか9000トンに、2007年に至っては2000トンにまで落ち込んでいた。アンゴラのコーヒー栽培が衰退する一方、世界中でコーヒー豆の価値が上昇していった。2008年度のアンゴラコーヒー豆は、トン当たり2650USドルと45%も価格が上昇。政府はこれに目をつけ、コーヒー農場復興計画を最優先事項に持ってきた。

「コーヒーは将来のアンゴラにはなくてはならない存在。コーヒーをはじめとする農産業がこれからのアンゴラ発展の基盤となるだろう。石油産業よりも職につく人々が増えるはず。」というのはアンゴラの経済大臣。

100%有機栽培のアンゴラコーヒー栽培に投資しているベラネグラ(BelaNegra)は「アンゴラは多大な可能性を秘めている。アンゴラコーヒーはチェコ共和国、ポルトガル、スペインとの輸出契約を行なっており、数ヵ月後には実行可能だ。」と、アンゴラコーヒーに期待をかけている。

それ以外にもアメリカ政府や巨大オイル会社のシェブロンが、バナナやコーヒーのプランテーションに対して600万ドルの資金提供案を行なっている。

今後、経済的に発展の可能性が高いアンゴラ。コーヒー通なら知っておきたいところだ。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)