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【アフリカ発!Breaking News】効果は1年後にわかる。注目の新エイズワクチン投与。(南ア)

2009年7月22日 9:30

現在520万人ものHIV保持者がいる南アフリカ。新しく開発されたエイズワクチンの発表で新たな進展を見ているものの、一方で、資金援助に関して南アフリカ政府が支援を打ち切る予定など問題が起こっている。最もエイズ問題に深刻な国の知識の乏しさも問題だ。




月曜日、ケープタウン大学で開発された新エイズワクチンの注射を36人のボランティアが受けた。この新ワクチンの効果は1年以内にも現れる予定だ。ちなみにこの新ワクチンは、今年の初めにボストンでも12人が試験的に受けている。

10年近くもほったらかしにされてきた南アフリカのエイズ問題は危機的状況だという。およそ520万人のHIV保有者というのは世界一だとか。保有者の大半は女性、そのうち3分の1は20~34歳だという。

しかし、南アフリカ政府はこの研究プロジェクトの支援を打ち切ることを発表、公益事業エスコム(Eskom)も昨年で資金援助を打ち切った。現在はアメリカの国際保健研究所からの技術援助に支えられている。南アフリカの研究者は「エイズの研究を続けなければ、ワクチン開発は無理。」と資金欠乏に嘆いている。

南アフリカだけでなく世界的に見ても、2000年から始まったHIVワクチン研究に関する資金援助は減ってきている。2008年の援助資金はおよそ1億2000USドルで、2007年より10%減ったそうだ。

1990年代、当時大統領のタボ・ムベキはHIVとエイズの関連を否定、当時の保健大臣ですら従来の抗エイズ薬に不信を持っており、エイズ治療としてビートという野菜とレモンを取ることを推奨して世界中の笑いものになったという過去がある。

一方、ワクチン開発よりもエイズ防止とエイズ教育にお金を使うべきだという声もある。毎日何百人もエイズによって命を落とし、何百人もエイズに感染している現状を回避するのは予防からだという。レイプや売春など、何人もの人と性行為を行なう現状がエイズを爆発的に流行させている原因だ。

今回のワクチンに効果があれば、今後の展開も変わってくるだろう。しかし、自国が一番エイズ危機に瀕しているというのに援助をしないというのはどうなのだろうか?
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)


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