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【アフリカ発!Breaking News】世界平均の2倍!統計で見る南アフリカの麻薬事情。

2009年7月17日 12:30

南アフリカ人の麻薬常習者は年々増加傾向にある。火曜日にプレトリアでの報告によると、南アフリカ人は世界平均の2倍麻薬を消費をしているとのこと。南アフリカ人の麻薬常習者はどれぐらいいるのだろう?

南アフリカのドラッグ消費は、世界の消費平均を2倍も上回るという報告がthe Central Drugs Authority (CDA)で報告された。コカインとマリファナ常習者は2年で20%も増加した。

2006年から2008年の推移で見ると、マリファナ常習者の場合、2006年には252万人だったのが、2008年には320万人に増加、コカイン常習者は24万人から29万人に増加。一方、ヘロインなどのアヘン常習者は2年間で20%減少している。

1996年ヘロイン中毒のリハビリを受けていた人は1%に満たなかったが、2008年では8~24%と12年間で重度の常習者増加がうかがわれる。ちなみに、コカイン常習者のリハビリは1996年の1,5%から2008年には17,5%に増加している。

CDAのドクター・ベィバー氏は南アフリカ人の15%は麻薬に関する問題を抱えており、国全体で対処していく必要があると述べている。麻薬によって、士気が下がり国の発展を妨げ崩壊させるということも深刻に捉えるべきだろう。

麻薬によって人生を破滅する人は多い。仕事で稼いだお金の全てを麻薬に費やす、さらに中毒になるため会社に行くことができずクビになる、家賃を払えず茂みで暮らす・・・など。マリファナなどの植物系麻薬は手軽に購入することができ、他の植物と共に鉢で栽培している場合もある。

シングルマザーの増加によって、子供主体の家族構成が増加していることも麻薬常習者の増加に拍車をかける。親が働いている間に、子供社会で麻薬常習が増えていることがあるからだ。

FIFAはワールドカップ開催中の麻薬横行について懸念しているが、こうなってくると南アフリカだけの問題ではなくなる。麻薬の組織犯罪をなくすためには、他国の麻薬問題を解決する必要もあるからだ。西アフリカの麻薬組織は、しばしばアジアやラテンアメリカからヨーロッパに麻薬を運ぶこともしているとのこと。

かつては人の生活を助けると重用されていたものが人を滅ぼす道具になってしまうのは、原子力や火薬と同様の歴史を辿っているのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)


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