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プロレス界で最も成功した男と言われながら、ハルク・ホーガンくらいイイ年をしてから私生活が急にドタバタし始めてしまった人間も珍しいかも知れない。財産分与の決着待ちという離婚劇のまさに最中であるが、夫人が雇った弁護士と、どうやら法廷の外で大変なケンカをしてしまったようだ。
12日、夫妻の離婚裁判が開かれたが、リンダ夫人の弁護士であるレイ・ラフール氏がテレビ局のカメラに向かってインタビューに答えていたところ突然その悶着は起きた。実際には殴る蹴るといったことはないものの、互いにかなりヒート・アップしてしまった様子が中継TVカメラにも収められた。
そもそもこの日の裁判はホーガンにとって不満なものであった。約2000万円相当の不動産を手放すようにという内容であり、ラフール氏が得意顔でインタビューに答えようとしている様子に、面白くないホーガンが背後から割って入った。最近腰痛に関する手術を受けたホーガンは松葉づえという姿であるが、しかし財産分与という大きな勝負に本人はまさに真剣。
しかし弁護士でありながら、ラフール氏もなかなか血気盛ん。負けていない。「オレとTVカメラの前でレスリングする気か?かかってこい。今じゃ俳優業で稼いでいるじゃないか!」と挑発する。ホーガンは大声で「ここは自由社会のはずだ」。そしてラフール氏が「自由社会なわけではない。ただプロフェッショナルであることが大事だ」と言い返す。さらにホーガンの弁護士までその口論に参戦。ライバルのラフール氏に牙をむいた。
しかしここで、面白い言葉がホーガンから飛び出てTVカメラとリポーターは、しっかりとそれを聞き取った。「せいぜいお前の息子がオレのサインを喜んでくれることを願っているよ」。なんとこのラフール氏、息子にねだられて公私混同はなはだしくも、ホーガンにサインを1枚書いてもらったというから、なかなかのしたたか者である。
(編集部 Joy横手)
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