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ハッスル激闘で、新曲熱唱。着々と進む泰葉の歌手シフト計画。

2009年1月1日 21:58

31日放送の「ハッスル・マニア2008」、“回転海老名固め”でアン・ジョーに勝利した泰葉(47)。涙ながらに勝利を喜び、リングで新曲「お陽様よほほえんで」を熱唱した。「神聖なリングを汚すな」など、試合前にはプロレスファンからの厳しい批判も受けた泰葉のプロレスデビュー戦だが、元夫を「金髪豚野郎」となじった泰葉の凄みは本物のレスラーさながらの見ごたえであった。昨年はスキャンダルだらけの彼女。一方で、着々と進む歌手活動へのシフトを探る。

 アン・ジョーにビンタされ竹刀で叩かれた泰葉は、背中は赤くミミズばれになり、やや目をはらしながら、敵の巨体にしがみつき無我夢中で戦った。ハッスルの“一年のお騒がせ人物枠”としての登場にこれだけ「本気をぶつけた」選手は他にいただろうか。何度払われても喰らい付く泰葉のしつこさと、執念深く熱い魂に、会場も大歓声で応援した。

高田総統(高田延彦)率いる高田モンスター軍と戦うハッスル軍という現実味のない設定と少々ばかばかしい演出が人気のハッスルだが、お約束の茶番劇をいかに面白く見せるかが出演者と制作の腕の見せ所だ。どうでもいいような事にこだわり踏まれた地雷のように爆発し関わる人々をトラブルに落とし込む泰葉の精神状態は他人から見れば尋常ではない。泰葉は今までのトラブルで見せた「本気」を「ハッスル」にもぶつけた。

それは多くの人々の共感を勝ち取った。

100年に一度の大不況、年末にきて大量の派遣切りなど世間を流れる空気は世知辛い。
良識ある大人であることを強要され、下手に感情を表に出せない同年齢の大人たちや、仕事の無い若者、その他大勢の爆発したい人達の目の前に突然現れたハッスルの無我夢中な泰葉は今までの醜聞を全て吹き飛ばし、彼女をヒーローに変えた。

ボロボロに痛めつけられた、若い男性マネージャーの体を張ったアシストも会場を沸かせた。試合後の会見で泰葉はすべて出し切り、歌える喜びをスッキリとした表情で語った。

30日フジテレビ「爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル」でも中島マリのモノマネの歌い終わりにご本人として登場。ヒット曲「フライデー・チャイナタウン」を熱唱。20年ぶりに聞いた彼女のデビュー曲は、昔の歌唱力もそのままに変らぬ声のハリがうれしかった。ヤングは知らないアーティスト泰葉へのシフトも着々と進んでいるようだ。
(編集部:クリスタルたまき)

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