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【お笑い峰打ちコラム】そろそろエンタについて語ろうか

2008年9月27日 8:18

 エンタの神様(日本テレビ系)。誰もが知っている人気のお笑い番組だ、が、しかし。2~3年ほど前からその評価を下げつつある。とある検索エンジンでは『エンタの神様』と入力すると『つまらない』というサブキーワードが出てきてしまうほど。これまで多くの評論家やウォッチャーがエンタはおもしろいのか、といったテーマを扱ってきたが、私も乗ってみよう。エンタはつまらない、とばっさり言い切るのは他のどなたかに任せて、私なりにエンタの楽しみ方を追求してみたい。




 エンタの楽しみ方、その1。見たこともない芸人をチェックする。積極的に芸人を発掘しようという姿勢は、お笑い好きにとってはやはりありがたい。そのあまりの破天荒ぶりにお笑い界の未来を考えさせられることもまた一興であろう。

 エンタの楽しみ方、その2。オリジナリティに舌を巻く。他番組でおなじみのネタとは別のものをやらせたり、エンタならではのアレンジを加えたり、その所業はまさに“神様”の名にふさわしい。うちがうちがというイケイケっぷりは、今の日本には必要なものなのかもしれない。たとえそれが成功を収めているようには見えなくとも。

 エンタの楽しみ方、その3。中堅芸人の芸を堪能する。エンタは普段MCや雛壇に回りネタを披露することがあまりなくなってしまった中堅どころの芸人が出演することも多い。○○の芸が見られるのはエンタだけ!的な特権はやはり無視できない。

 エンタの楽しみ方、その4。笑いの流れを知る。エンタは他番組でブレイクした芸人も惜しみなく出演させる。それが以前にオーディションで落とした芸人でもだ。これはある意味、非常に潔い。そういった芸人のナレーションは多くが“業界大注目”といったようなものとなっているのもポイント。エンタにより“業界”が注目している芸人が視聴者に伝わるわけだ。これはエンタが笑いの流れを作っている、というような自負にもとれる。

 エンタの楽しみ方、その5。人の温かさに触れる。エンタの観客はよく笑ってくれる。会場はきっと、春の陽だまりのように温かな空気に包まれているのに違いない。これでも十分なのに、さらに効果音を足しているようなふしもある。なんという生温かさだ。この過保護なまでの姿勢は子供に対する親の愛情に似ている。親の行動がややモンスター気味に見えるのはきっと私の見方が歪んでいるのだろう。

 他にも独特のセンスを持つ芸人のキャッチフレーズや、他番組とネタがかぶっている際にいち早く放送するスピード感など、エンタならではのお楽しみはまだまだある。オープニングのMCのギャグ『大爆笑のステージを』うんぬんも見逃せない。エンタをつまらないと感じながら見ているのなら、そういった楽しみを見出してみてはいかがだろうか。まあ、つまらないのなら見なければいいとも思うが。

(編集部 三浦ヨーコ)

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