writer : hanako
ある日、肌が黄色く黄疸が出ているように見えた女児は、生後間もなく「胆道閉鎖症」と診断され肝臓移植が必要だと告げられた。その後無事に生体肝移植手術を受け、肝臓の一部を提供してくれた匿名ドナーだった女性と対面することができた
わずか7か月のときに生体肝移植手術を受けた、エマちゃんを愛おしそうに抱きしめる臓器提供したロリさん。この対面から1週間後にエマちゃんとロリさんは再会し一緒に2月14日のロリさんの誕生日を祝ったという
「他の人の命を救うことができるのですから」と生後間もない女児の命を救うために、2度目の臓器提供を行い肝臓の一部を提供することにしたロリさん、兄弟に腎臓を提供した経験があるという。孫をあやすかのように女児に微笑みかけ膝の上で抱っこする様子がうかがえる
「胆道閉鎖症」を発症し、肝臓移植が必要だと告げられたエマちゃん。娘の命を救ってくれた臓器提供者がどのような人なのか気になっていたというトリシアさん夫婦、生体肝移植手術を受けてから約3か月が経った今年2月7日、匿名ドナーであったロリさん(左)と笑顔で対面を果たすことができた。