悲しみに耐えられなかったか 飼い主が亡くなり棺のそばで息絶えた犬(タイ)<…
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犬との出会いについて次のように語った。
「私はこの犬に“アレス(Ares)”と名前を付けました。それ以来、アレスはいつも店に来るので、私は餌をあげるようになったのです。」
ジェイフンさんは、アレスを飼うことができなかったものの、店でほとんどの時間を一緒に過ごすようになった。数年前、空腹で路上を彷徨っていたアレスにとって、ジェイフンさんは今でもかけがえのない存在だ。
今月3日のお昼頃、いつものようにアレスが店にやってきた。口にはチキンドラムスティックをくわえており、アレスは店の入り口にそれを置き、中で作業をしているジェイフンさんを見上げた。そして、そのまま店の外へと出て行こうとした。
それはまるで、アレスがジェイフンさんに感謝の気持ちを込めた“プレゼント”を持ってきたように感じられた。ジェイフンさんは当時の気持ちをこう明かした。
「泣きましたね。40歳にもなって私は泣いてしまいました。『愛は本当に存在するんだ』『忠誠心ってあるもんなんだな』と思いました。」
また、ジェイフンさんはアレスとの絆についてこのように述べた。
「アレスは私の血のつながった兄弟みたいなものです。そして、他の多くの人間よりも信頼できる存在なんですよ。」
画像は『Ceyhun Satır Instagram「Hayvanları Seviyorum onlar bana İhanet etmezler」』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)