その一部始終が動画に収められ、SNSで拡散されるとジェイソンの行動に賛否両論が巻き起こった。
警察はこの件について捜査を開始したことを明らかにし、今後の展開に注目が集まっているが、ジェイソンは現地時間4日、キャスターを務める『ESPN』の番組「Monday Night Countdown」冒頭で今回の件について生放送で視聴者に謝罪した。しかしその後、『ESPN』では特に処分を考えていないことが判明し、世間からはさまざまな声が寄せられた。
「あんなひどい言葉を言った男性にだって非がある。ジェイソンだけ悪く言われるのはおかしいと思う。」
「きっとトラヴィスがテイラーと付き合っていなかったら、こんな大ごとにはなっていないはず。家族も巻き込まれてしまってかわいそう。」
「人の前に出る仕事をしている人が、こんなことをしてお咎めなしというのもおかしいと思う。ESPNはもっと厳しい対応をすべきだ。」
現地時間6日に配信されたジェイソンとトラヴィス兄弟が出演するポッドキャスト『New Heights』では、今回の件についてジェイソンは以下のように語った。
「実は僕が最も後悔しているのは、僕もあの差別用語を使ってしまったこと。彼がその言葉を言っていて、ついカッとなってしまった。」
「今考えると、絶対にあんなことすべきではなかった。今では僕も彼も差別用語を発している動画が拡散されてしまったけど、見て得する人なんていないからね。」
これに対し、トラヴィスも今回の件について初めて言及、兄へのサポートを示した。
「捜査やメディアからのコメント、そして動画を拡散し続ける人々もいて、大ごとになってしまったが、簡単に言えば、家族を侮辱する嫌な奴が現れただけ。兄はただ、家族を守ろうとしただけだ。」
「本当はこんな人間じゃないって僕は知っているし、兄のことが大好きだ。」
画像1枚目は『Jason Kelce Instagram「You know I’m always down for a tailgate!」』より
(TechinsightJapan編集部 Tina)