『希望之声』など複数の中国ニュースメディアが新たな情報を伝えた。男は33歳の中国籍で、2019年頃から就労ビザや学生ビザを利用してオーストラリアへの出入国を繰り返した。男は中国浙江省杭州市で生まれ、山東省でパスポートを取得した。
また、この男のものと思われるFacebookアカウントには「Yue Huang」という名前が使われていたが、その後、アカウントは削除された。そして男の友人だという人物がメディアに明かしたところによると、男は新たにビザを申請したが、拒否されたことで「白人に対して報復するために犯行に及んだ」ということだった。
一方、エルナさんの友人であるザラ・マッツァさん(Zara Mazza)は、クラウドファンディングサイト「GoFundMe」でルカ君の医療費を募るページを開設しており、これまでに23万208オーストラリアドル(約2324万円)の寄付が集まっている。
「GoFundMe」の専用ページには、ルカ君が9月16日に7回目の手術を受け、その後の経過が良好だったため、同月25日には自宅でお風呂に入り、「人生で最高の時間を過ごしたと言っても過言ではない」とエルナさんの心情が綴られている。ルカ君は、火傷の痕が残る可能性が高いものの、危険な状態から脱して順調に回復しているようだ。
なお、オーストラリアでは10月22日、西オーストラリア州パースのショッピングセンターで、21歳の女が母親に抱かれた2歳児の顔を素手で殴る事件が発生した。当時の様子を捉えた監視カメラの映像には、この女に対する怒りの声が多数寄せられた。
画像は『希望之声 「咖啡泼婴事件持续发酵 留学生逃回中国后 大量澳洲人聚集中共驻墨尔本领馆抗议」(网络图片)』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)