ウィリアム皇太子が、南アフリカ共和国を単独訪問中に“フレンドシップブレスレット”を着けている姿が連日目撃された。手作りのブレスレットには、アルファベットを刻んだビーズを繋げて「PAPA」の文字が綴られている。皇太子は現地でインタビューに応じ、このブレスレットを着けることになった経緯を語った。
ウィリアム皇太子は、4日(以下、日付はすべて現地時間)に南アフリカ共和国の首都ケープタウンに到着し、4日間にわたる単独訪問を開始した。
今回の訪問は、6日夜に開催される「アースショット賞」授賞式への出席が主な目的だ。「アースショット」は皇太子が2020年に立ち上げた、環境問題解決を目的としたプロジェクトで、毎年恒例の授賞式では、5つの団体または個人に各100万ポンド(約1億9900万円)の賞金が授与される。
ケープタウンに到着した当日、ウィリアム皇太子は「Earthshot Prize Climate Leaders Youth Programme(アースショット賞の気候変動リーダー青少年プログラム)」に出席し、気候変動に高い意識を持って活動する120人の若手リーダーたちと会談した。
その後、「オーシャンビュー・セカンダリー・スクール」で、現地の若者たちとラグビーのコーチングセッションに参加した。
この日、ウィリアム皇太子はネイビーブルーのスーツを着ており、右手首には手作りの“フレンドシップブレスレット”を着けていた。ブレスレットはブルーのビーズを繋げたもので、中央にはアルファベットを刻んだビーズで「PAPA(パパ)」の文字が綴られている。
翌5日の早朝には、「アースショット賞」のグローバルアンバサダーを務めるロバート・アーウィン氏と共に、テーブルマウンテン周辺を散策した。その後、南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領と対面し、