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【海外発!Breaking News】「犯罪を学ぶ学校」で1年間訓練した子どもたち、結婚式場で次々と盗みを働く(印)

混雑した場所でのバッグの奪取、素早く逃げる技術、警察からの逃避方法、捕まった場合に殴られることを耐える方法など、さまざまな犯罪スキルを習得する。ここで学ぶ子どもたちは、教育が不十分で貧困層の家庭が多いが、裕福な家庭に馴染んで富豪たちの結婚式に紛れ込む方法まで習得するのだ。

印マディヤ・プラデーシュ州の村で犯罪の特別なスキルを学ぶ12歳~13歳の子どもたち(『NDTV.com 「Pay ₹ 2 Lakh, “Graduate” In Robbery: A “School” Of Criminals In Madhya Pradesh」』より)

そのような犯罪スキルを用いた事件が、現地時間8月8日に発生した。ラージャスターン州ジャイプルのハイアットホテルで実業家の息子の豪華な結婚式が行われ、その際に1500万ルピー(約2595万円)相当の宝石と10万ルピー(約17万3000円)の現金が入ったバッグを未成年の泥棒が盗んだ。新郎新婦が祝福を受けている間、新郎の母親が近くに置いた白いバッグを、未成年の泥棒は慎重に奪い、貴重な中身を持ち去った。盗みを働いた後はカディア村に逃げ込み、盗まれた宝石を迅速に処分した。その後、カンワーヤートラ(Kanwar Yatra)という祭りのために巡礼中のヒンズー教徒たちに紛れ込んで逃げ切ろうと試みた。しかし、迅速な捜査の結果、盗みに関与していた未成年の泥棒が逮捕され、ギャングの一団が摘発された。

他にも、3月にはハリヤーナー州グルガーオンで24歳の容疑者が、また昨年12月にもデリー首都圏で22歳の容疑者が、いずれも結婚式で宝石が詰まったバッグを盗んで逃走していた。

犯罪組織の規模が極めて大きく、3つの村から2,000人以上が関与しており、全国の警察署で8,000件以上の事件が記録されている。閉鎖的で外部からの人への警戒心が強い村では、警察官も活動が困難だった時期があったが、近年では警察が取り締まりを強化し、事件解決ができるようになっている。

画像は『Dialogue Pakistan 「“Paid Indian thieves’ schools” teach children to pick pockets」』『NDTV.com 「Pay ₹ 2 Lakh, “Graduate” In Robbery: A “School” Of Criminals In Madhya Pradesh」』より
(TechinsightJapan編集部 MM)

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