このほどイギリスのある女性が飼っている、存命中の世界最高齢の猫が33歳で天寿を全うした。この猫は「ギネスワールドレコーズ」では非公式ながらも世界最高齢の猫として多くの人に愛されてきた。この猫と33年間、共に過ごしてきた飼い主の女性は「とても寂しい」と吐露している。米ニュースメディア『New York Post』などが伝えた。
英ノーフォーク州ノリッジ在住のライラ・ブリセットさん(Lila Brissett、73)が飼っていたメスの猫の“ロージー(Rosie)”が、33歳で息を引き取った。ロージーは1991年に生まれ、今年の6月1日に33歳の誕生日を迎えていた。猫の33歳は人間の年齢に換算すると152歳と異例の長寿だった。
そんなロージーは加齢のせいで体調があまり思わしくなく、今月になって息を引き取ってしまった。長年ロージーと生活を共にしてきたライラさんは悲しみに暮れながらこのように語った。
「ロージーがいなくて本当に寂しいわ。彼女はあまり元気が無くて、その矢先に突然家の廊下に横たわって亡くなってしまったの。でもいい思い出もたくさんあるし、ロージーと一緒に過ごせて本当に幸せだった。」
ロージーは晩年、外に出ることなくずっと室内で暮らしていた。いつも窓際で昼寝をして毎日「ピュリナ ワン」のキャットフードを与えられていたというが、彼女はこのキャットフードがことのほか、お気に入りだったようだ。
ライラさんとロージーとの出会いは、