アメリカ在住の女性が今年7月、旅行先のクロアチアで思わぬ出来事に見舞われた。女性はいつも通りに歯を磨いていたが、誤って歯ブラシを飲み込んでしまったのだ。窒息など命の危険に繋がることはなかったものの、女性はそれ以来、歯を磨くのが怖くなってしまったようだ。英ニュースメディア『The Mirror』などが伝えている。

米オハイオ州ヤングスタウン在住のアンバー・ハントさん（Amber Hunt、38）は、夫アミール・デルヴィックさん（Amir Dervic、41）や1歳と8歳になる子供2人とともに、6月24日から義理の両親がいるアドリア海に面するクロアチア共和国を訪れていた。

滞在から1か月ほど経ち現地の生活にも慣れてきた頃、アンバーさんは予期せぬアクシデントに見舞われた。7月27日の夜、彼女はいつも通り就寝前に歯を磨き始めたが、奥歯を磨いている時に手が濡れていたせいで、長さ20センチほどの歯ブラシがそのまま喉の奥に滑り落ちてしまったのだ。

パニックに陥ったアンバーさんは、喉から歯ブラシを取り出そうとするもうまくいかず、夫アミールさんの運転でクロアチア北部にある「チャコヴェツ郡立病院（County Hospital Čakovec）」へ向かった。そこで超音波検査を受けたが、