主権者のチャールズ国王、王族騎士団のウィリアム皇太子やアン王女に加え、スコットランドの生活に特別な貢献をした16名の臣民による騎士団員で構成されている。
今年の叙任式では、スコットランドの機関や慈善団体と強いつながりを持つカミラ王妃とエドワード王子が、新たな王族の騎士団員として正式に任命された。
当日、エディンバラ市内にあるシグネット図書館から聖ジャイルズ大聖堂に向かう通りでは、王室メンバーをはじめとする騎士団が参加する壮大なパレードが行われた。
行列にはチャールズ国王、カミラ王妃、ウィリアム皇太子、エドワード王子を先頭とする騎士団のメンバーが、ベルベットのローブと白い羽飾りがついた帽子を着用して歩いた。ローブの胸には、煌びやかな勲章が輝いていた。
聖ジャイルズ大聖堂では、シッスル騎士団のために増設された「シッスル礼拝堂」でセレモニーが行われ、カミラ王妃が「レディ・オブ・ザ・シッスル」に、エドワード王子が「ロイヤル・ナイト」に任命された。
また、人権問題の第一人者であるヘレナ・ケネディ女男爵、法医人類学者のスー・ブラック女男爵、スコットランド初の黒人教授ジェフ・パーマー卿も、スコットランドへの貢献が認められ、臣民の騎士団員に任命された。
画像は『The Royal Family Instagram「The King and Queen with The Prince of Wales(known as The Duke of Rothesay when in Scotland)and The Duke of Edinburgh following the Thistle Service at St Giles’ Cathedral in Edinburgh today.」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)