今月25日、米コロラド州の農場に雷が落ち、この農場を経営する男性が死亡した。男性はトレーラーに乗って牛にエサを与えていたところで、周囲にいた牛も雷に打たれ、34頭が絶命した。当時の様子を撮影した写真には、干し草の回りに多数の牛が倒れている光景が写っており、検死官は「これまで見てきた中で最悪のケース」と被害の大きさを語っている。米ニュースメディア『People.com』などが伝えた。
落雷を受けて亡くなったのは、米コロラド州ジャクソン郡ランド地域で農場を営むマイク・モーガンさん(Mike Morgan、51)だ。今月25日の午後2時前、マイクさんが牛たちにエサを与えるためトレーラーに乗って干し草を下ろしていた時、落雷が発生した。
ジャクソン郡検視官であるジョージ・クロケットさん(George Crocket)は、「私の知る限り、マイクさんに雷が直撃しました」と説明する。
マイクさんが作業していた当時、100頭ほどの牛が干し草を食べようとトレーラーの周りに集まっていた。落雷直後の様子を撮影した写真には、干し草が高く積まれたトレーラーの周囲に、子牛を含む多数の牛が倒れている様子が写っている。
落雷当時、マイクさんの義父はトレーラーを連結したトラクターを運転しており、マイクさんの妻が馬を馬用のトレーラーに誘導し、