海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】プラグに触れたネックレスで感電 16歳青年が首に重度の火傷(米)

声をあげて自身の危機をダニエルさんに知らせることができた。

米ニュースメディア『New York Post』などでは、レイスさんの火傷を負った首の写真が公開されており、ネックレスのチェーンの形がはっきりと分かるほど黒く焼け焦げている様子が写っている。ネックレスは輪になっているため感電当時、電流がしばらく対流していたようで、レイスさんはネックレスを掴んで引きちぎろうとしたため、手にも火傷を負ったそうだ。

ネックレスのチェーンの形が分かるほど、首まわりは黒く焦げてしまった(『New York Post 「Crucifix necklace shocks teen nearly to death in freak accident」(Kennedy News and Media)』より)

また、十字架の部分が落下したマットレスは黒く焼け焦げ、3インチ(約7.6センチ)ほどの深さまで穴が開いており、相当強い電流が流れていたことがうかがえる。

同州の病院「Integris Health Baptist Medical Center」の火傷専門病棟に運ばれたレイスさんを診察した医師によると、電流の強さは死に至ってもおかしくないほどの強さだったという。幸いにもレイスさんは命拾いをしたが、心臓の様子を見るために数日間入院した。また、火傷は広範囲に及び、2~4度という重傷だった。医師は皮膚の移植を提案したが、レイスさんは「必要でない限りは、移植はしたくない」と話しているそうだ。

医師は「死に至ってもおかしくないほどの強い電流だった」と話しており、意識を失わずに母親に助けを求めることができたのは奇跡だった(『New York Post 「Crucifix necklace shocks teen nearly to death in freak accident」(Kennedy News and Media)』より)

ダニエルさんは、「あの夜、息子は命を落としてしまっていたかもしれません。無事で本当に良かったです。携帯電話をベッドに置いておかなければならないほど、重要なメッセージや通知などありません。どんなことでも起こり得ると、今回の件でレイスが証明しています。コードには十分注意し、延長コードは使わないことをお勧めします」と語っている。

火傷は2~4度の重傷で、医師から皮膚移植を提案されるほどだった。しかしレイスさんは「できる限り移植はしたくない」と話したという(『New York Post 「Crucifix necklace shocks teen nearly to death in freak accident」(Kennedy News and Media)』より)

ちなみに2019年にはオーストラリアで、幼児がスマホ側に接続する端子を電源タップに差し込もうとして感電し、手のひらに火傷を負った

画像は『New York Post 「Crucifix necklace shocks teen nearly to death in freak accident」(Kennedy News and Media)』『CPR Kids Facebook「Thank you to the mother who shared the below post as an important reminder.」』『The Sun 「DEADLY CALL Girl, 18, killed when Nokia phone she was chatting on EXPLODED after she plugged it in」(IMAGE: CENTRAL EUROPEAN NEWS)』『FOX 2 Detroit 「Life-saving rescue of electrocuted boy by Warren police officers: ‘I gotta get him’」』『中時新聞網 「彰化火車站 婦人觸高壓電命危」(謝瓊雲攝)』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)

オーストラリアに住む女性が2019年11月、Facebookに投稿した写真。「私の娘は、スマホの充電器をコンセントに差し込もうとして感電し、入院しました」と綴られていた(『CPR Kids Facebook「Thank you to the mother who shared the below post as an important reminder.」』より)

インド在住の18歳少女が2018年3月、スマートフォンの爆発によって命を落とした。充電ケーブルにスマートフォンを繋げたままチャットをしていたという(『The Sun 「DEADLY CALL Girl, 18, killed when Nokia phone she was chatting on EXPLODED after she plugged it in」(IMAGE: CENTRAL EUROPEAN NEWS)』より)

米ミシガン州で2022年8月、垂れ下がった電線を手に取った8歳男児が感電。現場近くにいた地元の警察官2人が男児を命懸けで救っていた(『FOX 2 Detroit 「Life-saving rescue of electrocuted boy by Warren police officers: ‘I gotta get him’」』より)

台湾の鉄道駅で2020年8月、ホームの屋根の上で58歳女性が高圧電線に感電。女性は全身に90パーセントの火傷を負った(『中時新聞網 「彰化火車站 婦人觸高壓電命危」(謝瓊雲攝)』より)

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