声をあげて自身の危機をダニエルさんに知らせることができた。
米ニュースメディア『New York Post』などでは、レイスさんの火傷を負った首の写真が公開されており、ネックレスのチェーンの形がはっきりと分かるほど黒く焼け焦げている様子が写っている。ネックレスは輪になっているため感電当時、電流がしばらく対流していたようで、レイスさんはネックレスを掴んで引きちぎろうとしたため、手にも火傷を負ったそうだ。
また、十字架の部分が落下したマットレスは黒く焼け焦げ、3インチ(約7.6センチ)ほどの深さまで穴が開いており、相当強い電流が流れていたことがうかがえる。
同州の病院「Integris Health Baptist Medical Center」の火傷専門病棟に運ばれたレイスさんを診察した医師によると、電流の強さは死に至ってもおかしくないほどの強さだったという。幸いにもレイスさんは命拾いをしたが、心臓の様子を見るために数日間入院した。また、火傷は広範囲に及び、2~4度という重傷だった。医師は皮膚の移植を提案したが、レイスさんは「必要でない限りは、移植はしたくない」と話しているそうだ。
ダニエルさんは、「あの夜、息子は命を落としてしまっていたかもしれません。無事で本当に良かったです。携帯電話をベッドに置いておかなければならないほど、重要なメッセージや通知などありません。どんなことでも起こり得ると、今回の件でレイスが証明しています。コードには十分注意し、延長コードは使わないことをお勧めします」と語っている。
ちなみに2019年にはオーストラリアで、幼児がスマホ側に接続する端子を電源タップに差し込もうとして感電し、手のひらに火傷を負った。
画像は『New York Post 「Crucifix necklace shocks teen nearly to death in freak accident」(Kennedy News and Media)』『CPR Kids Facebook「Thank you to the mother who shared the below post as an important reminder.」』『The Sun 「DEADLY CALL Girl, 18, killed when Nokia phone she was chatting on EXPLODED after she plugged it in」(IMAGE: CENTRAL EUROPEAN NEWS)』『FOX 2 Detroit 「Life-saving rescue of electrocuted boy by Warren police officers: ‘I gotta get him’」』『中時新聞網 「彰化火車站 婦人觸高壓電命危」(謝瓊雲攝)』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)