カミラ王妃が、がんで治療中のチャールズ国王の代理で「王室洗足式」に出席した。この日、王妃はクリーム色のコートドレスを纏い、襟には故エリザベス女王が所有したペアのブローチを着けていた。「カルティエ」によるブローチは、生前の女王が1951年に北米を訪問した時に着用したものだ。
現地時間28日、英ウスターシャー州の都市ウスターにあるウスター大聖堂で「王室洗足式(Royal Maundy Service)」が執り行われた。
「王室洗足式」は、復活祭(イースター)の前に迎える「聖木曜日(モーンディ・サーズデー)」に行われる英国国教会の宗教礼拝で、英国の君主または代理人が“モーンディ・マネー”と呼ばれる小さな銀貨を、教会や地域社会に貢献した高齢者に贈呈する儀式が行われる。
現在、チャールズ国王はがんの治療中であるため、洗足式にはカミラ王妃が代理で出席し、モーンディ・マネーの銀貨を贈呈した。
この日、王妃は「Fiona Clare(フィオナ・クレア)」によるレオパード柄のシフォンドレスを着ており、その上にクリーム色のカシミアのコートドレスを纏っていた。
王妃は、ロンドンにある世界最古のハットブランド「Lock & Co.(ロック&コー)」によるファーが付いたブラウンの帽子を被り、