チャールズ国王の戴冠式を1週間後に控え、バッキンガム宮殿が国王とカミラ王妃の新たなポートレートを公開した。披露されたのは、夫妻が国王ジョージ5世の肖像画の前に立つ姿だ。今回の戴冠式は、前代の君主であったエリザベス女王が戴冠した1953年以来、70年ぶりの歴史的イベントとなる。ポートレートに写ったカミラ王妃は、女王が所有したパールのジュエリーを着けて女王への敬意を表していた。
バッキンガム宮殿の公式SNS「The Royal Family」が現地時間28日、チャールズ国王とカミラ王妃の新たなポートレートを公開した。
写真は今年3月に宮殿のブルードローイングルームで、写真家のヒューゴ・バーナンド氏によって撮影された。同氏は2005年に執り行った夫妻のロイヤルウェディングの撮影も担当している。
今回披露された写真は、今月4日に公開されたポートレートと同じ部屋で撮影したものだ。新たな写真では夫妻の全身を捉えており、部屋の背景をはっきりと見ることができる。
チャールズ国王夫妻の背後にある壁に飾られているのは、1911年6月の戴冠式直後に描かれた国王ジョージ5世(在位 1910年-1936年)の肖像画だ。夫妻は寄り添って立っており、カメラに向かって微笑んでいる。
さらにバーナンド氏のInstagramでは、