米サウス・カロライナ州で先日、リサイクル回収箱にリサイクル品を入れていた女性が、ダイヤモンドの指輪を回収箱の中に落としてしまった。女性は市の公共事業部に、ダメ元で「指輪が見つかったら連絡してほしい」と伝えた。リサイクル品は山のようにあり、見つけ出すのは非常に困難だったが、職員らは回収箱をひっくり返して捜すことを決意した。指輪1つのために何時間もかけたという捜索の詳細を、米ニュースメディア『Fox News』などが伝えた。
米サウス・カロライナ州グリーンビル市に住むメラニエ・ハーパーさん(Melanie Harpe)は先月28日、ラザフォードロードのリサイクルセンターに向かい、大きなリサイクル回収箱にリサイクル品を入れていた。
当時、回収箱は満杯で、メラニエさんは紙などが溢れて落ちてしまわないよう奥まで押し込んでいた。ところが、押し込んでいた手の指からするりと指輪が外れてしまった。
その指輪は結婚25周年の記念に購入したもので、ダイヤモンドを散りばめたデザインだった。小さな指輪はリサイクル品の隙間を縫うようにして、回収箱の奥深くまで落ちていった。
自分で見つけ出すことは不可能だったが、メラニエさんは諦め切れず、グリーンビル市の公共事業部に「指輪が見つかる可能性が限りなく低いことは理解していますが、もしリサイクルの処理中に指輪が見つかったら、ご連絡いただけると嬉しいです」と奇跡が起きることを祈ってメールを送った。
メラニエさんのメールを受け取った事業監督者のジェフェリー・ハモンドさん(Jeffrey Hammond)は翌日、いつも通りのリサイクル処理を行う前に回収箱の中身を地面に広げ、