婚約指輪はプロポーズでの思い出が詰まったものとも言えるが、このほどアメリカでその大事な婚約指輪を誤って捨ててしまった女性がいた。女性が気づいた時には既に指輪の入ったゴミ袋は埋立処分場へと運ばれていたが、指輪は女性のもとへ無事に戻ってきたという。『PEOPLE.com』『WFAA.com』が伝えている。
米テキサス州ワクサハチー在住のネリー・キャビーンさん(Nelly Cabeen)は今月1日、大事な婚約指輪を無くしたことに気づいて顔面蒼白になってしまった。その婚約指輪は5年前に夫がプロポーズをした時にくれたもので、彼女にとって宝物である。
ネリーさんは夫との旅行から帰る際、大切な婚約指輪を封筒に入れていたのだが、その封筒を誤ってゴミとして捨ててしまったのだ。どうやらネリーさんは、自宅に戻った時に夫が指輪を安全な場所に保管したと勘違いし、封筒は空だと思いこんでいたようだ。
そして指輪が見当たらないことで、封筒に入れたまま捨ててしまったことに気づいたのだが、すでに指輪の入ったゴミ袋は収集トラックに運ばれていた。ネリーさんはすぐに同州のアルバラードにあるターキー・クリーク埋立処分場へ連絡を入れ、指輪のことを話した。
連絡を受けた埋立処分場の特別廃棄物コーディネーターであるカレン・フラーさん(Karen Fuller)は、ネリーさんに「その指輪が見つかる確率は100万分の1程度でしょう」と告げた。カレンさんが言うのも無理はなく、