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writer : ac

【海外発!Breaking News】汚染されたスパの注射で重度の皮膚感染症に苦しむ女性、傷痕を隠さず前向きに(米)<動画あり>

まだ知り合って2か月の同僚ハイジ・ボウマンさん(Heidi Bowman)の勧めで、彼女の夫と2人の子供が住む家に身を寄せた。ところがベアトリスさんは、一人でトイレに行くことも着替えをすることもできず、ベッドから起き上がれなくなってしまった。

スパ片腕に10本ずつ、背中に20本、腹部に20本の計60本の注射を打ってもらったベアトリスさん。皮膚が炎症を起こし、爛れてしまっている(『The US Sun 「HORROR WELTS I paid $800 for vitamin shots that left my skin eating itself alive and looking like I had Monkeypox - I thought I’d die」』より)

それから2週間後、午前3時に目覚めたベアトリスさんは激痛に襲われ、「皮膚が腐り、このままでは死んでしまう」と命の危険を感じ、病院に緊急搬送された。そして非常に厄介な皮膚の感染症「マイコバクテロイデス膿瘍」と診断され、2021年5月から9月まで入院を強いられた。

ベアトリスさんはこの感染症について「人食いバクテリア」と表現しており、つらかったのは一日6時間の抗生物質の点滴で、その年の5月から1年4か月も続いたという。また医師には「病気を克服するのはかなりの時間がかかる。夢は諦めるように」「あなたの皮膚はまるで、エムポックス(サル痘)を発症したように酷い状態。もうビキニでビーチを歩くことはできないだろう」などと言われたそうで、泣き腫らしつらい日々が続いたという。

非常に厄介な皮膚の感染症「マイコバクテロイデス膿瘍」と診断されたベアトリスさん。注射を打った部位に残る傷が痛々しい(『Beatriz Amma TikTok「Learning how to show up」』より)

治療の効果が表れたのは翌年の秋で、ベアトリスさんは2022年9月から2023年2月までは抗生物質を内服し、細菌に感染した組織の切除手術を何度も受けた。そして「これでもう手術は終わり」とホッとしたのも束の間、昨秋に慢性的な炎症で生じる腫瘤が見つかり、2023年10月から再び治療が開始された。

なお医師は、スパのバイアル瓶がマイコバクテリウム属という細菌に感染していたと推測するも、スパはこれを否定。ベアトリスさんは「スパはバイアルを中国ECサイト最大手アリババから注文していた」とも明かしている。また弁護士を雇い1年をかけて調査を依頼したものの、スパの営業許可証や美容ライセンスなどに不正があり、保険にも加入していないことが判明。損害賠償が受け取れないことから訴訟を起こすことを諦めていた。現在、ロサンゼルス郡保健局が調べを進めているが、スパは今も営業を続けており、ベアトリスさんの怒りは収まらない。

病気を発症してからもうすぐ3年。ベアトリスさんは今も抗生物質の点滴治療が必要で、皮膚には傷痕が残ってしまい、治療のための借金は膨らむ一方だ。そのため「まさかスパでの注射が、その後の人生を変えるなんて…。ましてや命の危機に晒されるなんて思いもしなかった」と明かしており、昨年からは「スパのずさんな現状や、病気についてより多くの人に知ってもらいたい」と自身の経験をTikTokで語り、それまで隠していた身体の傷を晒している。

傷痕が残ってしまったベアトリスさんの皮膚。病気を発症してからもうすぐ3年になるが、今も抗生物質の点滴治療が必要で、治療のための借金は膨らむ一方という(『The US Sun 「HORROR WELTS I paid $800 for vitamin shots that left my skin eating itself alive and looking like I had Monkeypox - I thought I’d die」』より)

そして時には涙を見せながらも、「身体に傷があっても十分美しい。自分のありのままの姿を受け入れよう」というメッセージを発信し、多くの人々をインスパイアしている。そんなベアトリスさんに、テックインサイト編集部からも「前向きな姿勢を忘れず、病気に負けないで」とエールを送っている。

@beatriz.amma Please watch. This is my story, my message, my scars. 🙏🏼 #scars #skindisease #bodypositivity #transformation ♬ original sound – Beatriz Amma

画像は『Beatriz Amma TikTok「I felt stupid, embarrassed, & alone.」「Learning how to show up」』『The US Sun 「HORROR WELTS I paid $800 for vitamin shots that left my skin eating itself alive and looking like I had Monkeypox – I thought I’d die」』『paris 4 president Instagram「It’s so crazy how far my skin has come」』『The Sun 「TATT’S SO GROSS I got a tattoo of lips on my leg…turns out I was allergic to the ink, the infection was so bad the thing peeled off」(Credit: spazzashazzi/Tik Tok)、「‘HORRIBLE ORDEAL’ I underwent gastric sleeve surgery in Turkey and now I have to eat through a feeding tube」(Credit: SWNS)、「DEADLY PIERCING Schoolgirl, 15, dies from fatal infection after piercing her eyebrow at home caused her face to balloon」(Credit: Newsflash)、「NAIL FAIL Woman has thumb amputated after gluing false nail over wound causing horror infection to ooze puss」』より  
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

オーストラリア在住のインフルエンサーは2020年8月、自身の顔にDIYでソバカスのタトゥーを入れて炎症を起こす。その傷が完全に癒えないうちにプチ整形やタトゥーの施術を受け始めていた(『paris 4 president Instagram「It’s so crazy how far my skin has come」』より)

オーストラリア在住のTikTokerが2022年4月、タトゥーの施術後に感染症に罹った右脚の動画を投稿。脚に入れた唇のタトゥーが皮膚ごと剥がれ落ちたという(『The Sun 「TATT’S SO GROSS I got a tattoo of lips on my leg…turns out I was allergic to the ink, the infection was so bad the thing peeled off」(Credit: spazzashazzi/Tik Tok)』より)

英マージーサイド州に住む女性は2022年11月、トルコで胃スリーブ手術を受けた。しかし帰国後に詳しい検査を受けた結果、胃の縫合部から感染症を引き起こしていることが判明したそうだ(『The Sun 「‘HORRIBLE ORDEAL’ I underwent gastric sleeve surgery in Turkey and now I have to eat through a feeding tube」(Credit: SWNS)』より)

ブラジル在住の15歳少女が2021年7月、瞼のピアスが原因で感染症に罹り死亡した。少女は友人の助けを借りて左瞼にピアスを開けていた(『The Sun 「DEADLY PIERCING Schoolgirl, 15, dies from fatal infection after piercing her eyebrow at home caused her face to balloon」(Credit: Newsflash)』より)

2021年、ブラジルのネイルサロンでファイバーグラスネイルを指先に施した女性。その後、感染症に罹って指先を切断する事態になってしまったという(『The Sun 「NAIL FAIL Woman has thumb amputated after gluing false nail over wound causing horror infection to ooze puss」』より)

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