
夫妻から同意を求められなかったと報じた。一方で複数の現地メディアは、女王はヘンリー王子夫妻から連絡を受けたが、断る立場になかったと伝えていた。
その後、夫妻の広報担当者が声明文を発表し『BBC』の報道に反論。ヘンリー王子は、祖母エリザベス女王の許可を得ていたと述べたのだ。
「公爵はこの発表に先立ち、家族と話をしました。実際、公爵が最初に家族に電話したのは祖母でした。その会話の中で、公爵は彼女に敬意を表してリリベットと名付けたいという意思を伝えました。もし祖母が支持してくれなかったら、リリベットという名前は使われなかったでしょう。」
しかし新たな伝記本によると、この時のエリザベス女王の反応について、王室の側近は次のように明かしたという。
「エリザベス2世は2021年、サセックス夫妻が自分達の娘を女王の幼少期のニックネーム“リリベット”と呼ぶことを女王から承認されたと発表後、これまでに見たこともないほど激怒していた。」
さらに同著では、当時のヘンリー王子夫妻は『BBC』の報道に強く反発し、バッキンガム宮殿に助けを求めたものの、拒否されたと主張している。
「夫妻はその後、BBCが報じたように、あえて別の論を提案する者に対して法的措置を取ると警告した。ところが、サセックス夫妻は自分達の言い分を支持するよう宮殿を利用しようとしたが、夫妻は拒絶された。」
そして、「またしてもこのケースは、女王のオプラ・ウィンフリーのインタビューに対する反応である『recollections may vary(記憶が異なるかもしれない)』だった。女王陛下に関する限りでは」と記し、こう付け加えた。
「法的措置を取るという騒々しい脅しはやがて消え去り、BBCに対する名誉毀損訴訟は実現しなかった。」
画像は『The Prince and Princess of Wales 2022年6月5日付Instagram「What a wonderful end to this extra special #PlatinumJubilee weekend.」』『Misan Harriman 2022年6月6日付Instagram「It was such a privilege to celebrate the 1st birthday of Lilibet with my family and hers!」』『Team Rubicon 2021年12月23日付Instagram「We’re grateful to Archewell Foundation and Prince Harry and Meghan,」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)