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writer : ac

【海外発!Breaking News】耳をミッキーマウスのように整形されたペットたち 飼い主に「虐待」の声(中国)<動画あり>

このように続けた。

「手術には2つのプロセスがあります。まずは麻酔をかけて、約30分でペットの耳を切り整えます。そして、耳が一生まっすぐの状態を保つようにするため、20~30日をかけて調整します。ただこの手術はペットにとってかなりのトラウマとなり、心と体に後遺症を残す可能性があります。」

手術ではまず、麻酔をかけ、約30分でペットの耳を切り整える。そして、耳が一生まっすぐの状態を保つようにするため、20~30日をかけて調整するという(画像は『红蚂蚁 2023年12月29日付「猫狗也爱“米奇耳”爱到想整容?」(小红书截图)』のスクリーンショット)

また「深圳联合宠物医院」の獣医チェン・ヨン氏(陈勇)は、「手術後の痛みはひどく、繊細なペットであれば繰り返し引っ掻くなどの自傷行為を行う可能性があります。また、加齢とともに顔や体が成長すると、ペットの耳が変形したり中耳の換気が悪くなるなどの影響が出ることもあります」と指摘した。

手術後の痛みはひどく、ペットが自傷行為を行うこともある。また加齢とともに顔や体が成長すると、耳が変形したり中耳の換気が悪くなるなどの影響が出ることもあるという(画像は『Oddity Central 2024年1月3日付「‘Mickey Ears’ Cosmetic Procedure for Pets Sparks Controversy in China」』のスクリーンショット)

さらに驚くことに、オンラインでは飼い主自らがペットの耳を切ることができる“DIY手術キット”が、安いもので28元(約570円)から販売されており、ほとんどの業者は動物用医療器具を販売する免許さえ持っていないという。

オンラインでは“DIY手術キット”が安いもので28元(約570円)から販売されている。その業者のほとんどは動物用医療器具を販売する免許さえ持っていないという(画像は『红蚂蚁 2023年12月29日付「猫狗也爱“米奇耳”爱到想整容?」(淘宝网截图)』のスクリーンショット)

なおこのニュースには、「これは愛ではなく、動物虐待」「飼い主はどうかしている」「もしこれを可愛いと思うなら、飼い主は自分の耳も同じように切るべきだよ」「なぜこんなことを? 理解に苦しむ」といったコメントが多数寄せられており、手術の規制を求める声も少なくないようだ。

ミッキーの耳にしたペットの飼い主には「動物虐待」「もしこれを可愛いと思うなら、飼い主は自分の耳も同じように切るべきだよ」といったコメントが多数寄せられている(画像は『红蚂蚁 2023年12月29日付「猫狗也爱“米奇耳”爱到想整容?」(小红书截图、红蚂蚁制图)』のスクリーンショット)

ちなみに2022年には米カリフォルニア州で、愛犬を真っ赤に染めて散歩していたTikTokerの女性が猛烈なバッシングにあった。女性は「染毛剤は無害」と主張していた。

画像は『三立新聞網SETN.com  2024年1月4日付「寵物歪風!中國獸醫院推「米老鼠耳朵」貓狗整形 專家疾呼:快停止」(圖/翻攝微博)』『红蚂蚁 2023年12月29日付「猫狗也爱“米奇耳”爱到想整容?」(小红书截图)(淘宝网截图)(小红书截图、红蚂蚁制图)』『Oddity Central 2024年1月3日付「‘Mickey Ears’ Cosmetic Procedure for Pets Sparks Controversy in China」』『Dandy & Chloe 2021年12月28日付TikTok「Shout out to Cadillac Jack」』『Mirror 2020年8月31日付「Stray dog painted to look like a tiger leaving animal rights group horrified」(Image: @animalmalaysia/Newsflash)』『LADbible 2020年6月8日付「‘Panda’ Spotted On Leash In China Turns Out To Be A Dog」(Credit: Newsflare)』『Ashley Spielmann 2022年12月5日付TikTok「#grinchdog #thegrinch」』『Daily Star 2020年4月24日付「Aquarium in China sparks fury for writing names on fish to ‘attract visitors’」(Image: Asiawire)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

真っ赤に染めた愛犬のグレート・ピレニーズをSNSに投稿していたTikTokerの女性。「これは虐待」という非難の声が殺到し、2022年1月に「今後は染色をやめる」と宣言していた(画像は『Dandy & Chloe 2021年12月28日付TikTok「Shout out to Cadillac Jack」』のスクリーンショット)

マレーシアの動物愛護団体が2020年8月、Facebookに投稿した写真に怒りの声が続出。犬の体は何者かによって鮮やかなオレンジと黒に染められていた(画像は『Mirror 2020年8月31日付「Stray dog painted to look like a tiger leaving animal rights group horrified」(Image: @animalmalaysia/Newsflash)』のスクリーンショット)

中国四川省で2020年6月、リードに繋がれた“パンダ”を連れて横断歩道を渡る女性の姿が動画に収められた。犬の毛を染めた飼い主に非難が殺到した(画像は『LADbible 2020年6月8日付「‘Panda’ Spotted On Leash In China Turns Out To Be A Dog」(Credit: Newsflare)』のスクリーンショット)

米イリノイ州出身の女性が2020年12月、TikTokに“クリスマスカラー”の愛犬の動画を投稿。「こんなことをするなんて間違っている」といった批判の声が続出していた(画像は『Ashley Spielmann 2022年12月5日付TikTok「#grinchdog #thegrinch」』のスクリーンショット)

中国貴州省の水族館で2020年、魚に人の名前を赤でペイントしてSNSが大炎上。「あなたの名字が見つかるかな?」と書かれたボードまで設置されていた(画像は『Daily Star 2020年4月24日付「Aquarium in China sparks fury for writing names on fish to ‘attract visitors’」(Image: Asiawire)』のスクリーンショット)

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