パキスタンの非営利団体「テディ・キトゥン・レスキュー・センター(Teddy Kitten – Rescue Center)」のYouTubeチャンネルに12月24日、センターの男性スタッフと野良猫のやり取りを捉えた動画が公開され、注目を浴びている。男性が野良猫に餌をやったところ次々と子猫を連れてきたそうで、その中には意識がない赤ちゃんが含まれていた。
「鳴いている母猫が、ある男性のもとに瀕死の子猫を連れて来た。本当に信じられない!」―そんな言葉が添えられた動画が人々の心を温かくして拡散中だ。
動画はまず、口に小さな子猫をくわえた母猫が、街で餌やりをしていた「テディ・キトゥン・レスキュー・センター」の男性スタッフのそばにやってくるのを映し出す。子猫はぐったりしており、男性が子猫を手に取って健康状態をチェックするも動きはなく、母猫が心配そうに見守っている。
男性は「その母猫を見るのは初めてだった」と明かしており、母猫に餌をあげたところ、健康な子猫2匹を1匹ずつ口にくわえて連れてきたという。そこで「もしかしたら2匹以外にも子猫がいるのでは?」と近所の住民に聞いて回ると、ある男性にこう言われたのだった。
「その母猫なら今日、家の中に入ろうとやってきた。でも祖母が母猫を家に入れることを許さず、追い出したんだ。」
その後、男性スタッフが近辺に子猫が取り残されていないか調べてみると、草の陰に隠れた3匹目のきょうだいを発見した。母猫に託すと嬉しそうにしていたという。
ところがその後、驚くべき展開が待っていた。母猫は再び姿を消し、