ウィリアム皇太子が、英デヴォン州にある英国海軍士官養成学校を公式訪問した。「王立海軍潜水艦サービス」の最高司令官である皇太子は、英海軍の制服姿で現れると、士官候補生の卒業を記念するパレードを見守った。皇太子の軍服姿に、王室ファンからは「とてもハンサム」「祖父のフィリップ王配に似てる」といった声があがっている。
ウィリアム皇太子が現地時間14日、英デヴォン州ダートマスにある「ブリタニア王立海軍兵学校(Britannia Royal Naval College)」を単独で訪問した。
この日は下級士官の卒業を記念するパレード“パッシング・アウト”の最終日を飾る、毎年恒例の「ロード・ハイ・アドミラルズ・ディビジョン」が開催された。
「王立海軍潜水艦サービス(Royal Navy Submarine Service)」の最高司令官を務める皇太子は、チャールズ国王の代理として、厳しい訓練を修了した士官候補生達が兵役を前に卒業するのを見守った。
士官候補生達は29週間の集中トレーニングに参加し、教室や川、作戦行動中の軍艦での海上など、さまざまなシチュエーションで海軍下士官になるように訓練を受けてきた。
ダートマスに本部を置く海軍兵学校は、ウィリアム皇太子が祖父の故エディンバラ公フィリップ王配と父チャールズ国王に続き、2008年に軍事訓練コースに参加した場所である。
この日、皇太子は英国海軍の制服の上にネイビーブルーのグレートコートを着用し、頭にはゴールドの刺繍を施した制帽を被っていた。
セレモニーでは、オマーン、クウェート、バングラデシュ、トリニダード・トバゴからの国際士官候補生を含む総勢202名の英国海軍士官候補生が参加し、