人がワニに襲われる事故は度々報じられているが、このほどインドネシアで10歳の少年がワニに襲われ、変わり果てた姿で見つかった。SNSに投稿された動画には、少年の遺体をくわえたまま、川を泳ぐワニの姿が捉えられていた。インドネシアのニュースメディア『Tribun Kalteng』などが伝えている。
インドネシアのジャワ島の北に浮かぶカリマンタン島の中部カリマンタン州で現地時間25日の午前10時15分頃、メンダワイ・セベラン村を流れるアルト川で水浴びをしていたハビル君(Habil、10)が、ワニに襲われて死亡した。
ハビル君は当時、友人と川で水浴びをしていたが、突然現れた体長5メートルほどのワニに襲われてしまったという。ハビル君は友人らに助けを求めて叫んだが、すでにワニにくわえられて水中に引きずりこまれてしまい、友人らは為す術がなかったようだ。
インドネシアのニュースメディア『Tribun Kalteng』によると、現場には通報を受けて駆けつけた警察官と救助隊員がハビル君の捜索にあたり、村人たちも捜索に協力したそうだ。その後、川の水面でハビル君をくわえたまま泳ぐワニが何度か目撃され、SNSではその様子を捉えた動画が拡散された。
そして同日の午後3時14分頃、ワニは村人たちによって捕獲され、