アメリカから韓国へ向かう旅客機内で、何度も非常用ドアを開けようとした乗客の女が逮捕された。韓国の航空会社で非常用ドアに関する乗客の危険行為は今年で3件目になるという。韓国の英字紙『Korea JoongAng Daily』などが伝えている。
韓国、仁川広域市中区で現地時間23日、仁川国際空港に着陸した大韓航空機の乗客の女(26)が警察によって身柄を拘束された。女は前日の午前2時に米ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港を出発した同機に乗っており、離陸から10時間後に不穏な行動を見せたという。
女は非常用ドアに近づくと、ドアを何度も開けようとしたそうで、その行動に気づいた客室乗務員が女を取り押さえ、着陸後は警察に身柄を引き渡した。警察は女を任意同行して簡易薬物検査を行ったところ、違法薬物の陽性反応が出たため女を逮捕した。
その後の調べによると、女はニューヨークに半年以上滞在したのち韓国に入国したことが分かっており、これまで精神科での治療歴などもなかったという。韓国メディア『中央日報』によれば、女は多くの乗客を危険に晒そうとしたにもかかわらず、