ブラジルで、奇妙な救出劇が話題となっている。夜間に工事現場のコーンを撤去していた作業員が、コーンの中に入った男性が出られなくなっていることに気づいたという。無事救助された男性は、雨を凌ぐためにコーンの中に入ったようだ。英ニュースメディア『Metro』などが伝えている。
X(Twitter)にブラジルのニュースを投稿しているアカウント名「DIRETO DO MIOLO」が、10月31日にサンパウロ市で撮影された動画を公開したところ、注目を集めた。ブラジルのニュースメディア『G1』によると、動画は10月29日午後10時半頃に撮影されたもので、同市内北部にあるカンポ・デ・バガテル広場で作業員が工事現場のコーンを撤去している様子が映っていた。
当時、作業員は1つだけかなり重くて撤去できないコーンがあり、中に人が入っていることに気づいたという。作業員がコーンに向かって声をかけると、中から男性の声が聞こえてきた。どうやらこの男性はコーンの中に入った後、自力で出られなくなったようだ。
作業員はコーンを横に倒して中から男性を出そうとしたが、男性の身体は屈められており、身動きできずにいた。作業員は足を引っ張って引き抜こうとしたがこれもうまくいかず、