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writer : kanna

【海外発!Breaking News】豪「毒キノコ昼食会事件」主婦を逮捕、3件の殺人と複数の殺人未遂容疑<動画あり>

オーストラリアのビクトリア州で猛毒キノコの混入が疑われる料理を食べて3人が死亡し、1人が重体となった今年8月の事件は、国内外でメディアや世間の関心を集めていたが、警察当局は現地時間11月2日午前8時過ぎ、事件のカギを握る主婦エリン・パターソン(Erin Patterson、49)の逮捕に踏み切った。豪ニュースメディア『news.com.au』、豪テレビ局『ABC Australia』などが伝えている。

豪ビクトリア州にある病院で、ゲイル・パターソンさん(Gail Patterson、70)と妹のヘザー・ウィルキンソンさん(Heather Wilkinson、66)が8月4日に死亡した。翌5日にはゲイルさんの夫ドン・パターソンさん(Don Patterson、70)も死亡し、ヘザーさんの夫でバプテスト教会の牧師であるイアン・ウィルキンソンさん(Ian Wilkinson、68)も長く重篤な状態だった。イアンさんは一命を取り留めて9月22日に退院した。

4人全員が7月29日に、パターソンさん夫妻の息子の妻であるエリン・パターソンが開いた昼食会で振るまった手料理「ビーフ・ウェリントン・パイ」を食べ、直後に体調不良を訴えて病院に搬送されていた。4人の症状は、猛毒のキノコ「タマゴテングタケ(英名デス・キャップ/Death Cap)」を食べた場合と似ていたという。9月28日の報道によれば、法医学検査の結果、被害者3人の死因がキノコ中毒だったことも確認された。

刻んで炒めたキノコで牛フィレの塊肉を覆い、パイで包んでオーブンで焼いた「ビーフ・ウェリントン」を作って昼食会でゲストに振る舞ったエリン。このパイ料理に猛毒のキノコが用いられていたと疑われている(画像は『PerthNow 2023年8月10日付「Erin Patterson: Lawyers camp outside chef’s house as she fails to return home during investigation」(Credit: The West)』のスクリーンショット)

事件発覚後には、エリンがキノコの乾燥に使ったとされる食品乾燥機を捨てていたことや、別居中あるいは離婚がすでに成立している可能性もある夫サイモン・パターソンさん(Simon Patterson、48)が、昨年6月に謎の胃腸の病気で命の危機にあったことも判明した。さらに、この昼食会がサイモンさんとの関係改善を目的として、容疑者が開いたものであることも報道で明らかになった。サイモンさんは直前でキャンセルし、昼食会には参加していなかった。

逮捕当日、警察は昼食会の現場となったエリンの家を捜索。USBキーやSIMカードを嗅ぎ分けることができる特別に訓練された「テクノロジー探知犬」が現場に出動した。捜査員は数時間かけて家やガレージ、容疑者の車を捜索し、

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