英王室に関する新たな暴露本のオランダ語版で、アーチー君(当時)が誕生する前に肌の色を懸念した王室メンバーの名前が誤って掲載されたことが明らかになった。これを受け、オランダ語版の出版社は同著の販売を一時中止した。オリジナル版ではそのような人物の名前は記述されておらず、著者は「翻訳ミスであれば、出版社が管理してくれると確信しています」と話している。
英王室伝記作家オミッド・スコビー氏による新たな暴露本『Endgame(原題)』が、現地時間28日に世界同時発売した。
同著の出版前には複数のメディアがその内容の一部を掲載しており、その中ではメーガン妃が第1子アーチー君(当時)を妊娠中、生まれてくる赤ちゃんの肌の色を懸念したという王室関係者について書かれた部分が引用されていた。
ヘンリー王子夫妻は、2021年3月に放送されたオプラ・ウィンフリーのインタビュー番組で、ある王室メンバーが生まれてくるアーチー君の肌の色の濃さを懸念したとの爆弾発言をした。
同著でオミッド氏は、当時の“会話”には2人目の人物がいたと主張。メーガン妃はインタビュー後にチャールズ皇太子(当時)へ手紙を送り、肌の色について語った2人の名前を記載していたことを明かした。オミッド氏は2人の名前を知っているものの、「英国の法律では、彼らが誰であるかを報告することはできない」と述べている。
しかしオランダ語に翻訳された同著では、その2人の名前が明確に書かれていたという。
発売当日、オランダのトーク番組に出演したオミッド氏は、