ベトナムのある村で先月、死産した子牛の姿が人々を驚かせた。子牛には8本の脚があり、村の委員会は「結合双生児のような状態だった」と述べている。そんな子牛について報道されると、村には大勢の人が押し寄せたそうだ。ベトナムのニュースメディア『Eva.vn』などが伝えている。
ベトナム、タインホア省バトゥオック地区ディエンクアンコミューンの村で8月1日午後、この村に住むブイ・ティ・ハイさん(Bùi Thị Hải)の飼育するメスの水牛が出産準備に入った。しかし翌日の朝になっても子牛は生まれてくる気配がなかったため、ブイさんは母牛の分娩を助けることにした。
ブイさんらは弱っている母牛から一刻も早く出産させるために、産道から子牛を引っ張り出そうとした。だがこの時、子牛に異変があることに気付いたという。ブイさんはこのように振り返っている。
「水牛の出産に関してはかなりの経験を積んでいたのですが、今回は子牛に脚がたくさんあったので非常に困難な状態でした。それでも私たちは、母牛の産道からそれを引っ張り出さなければならなかったのです。」
「そして出てきたのは、8本の脚に3つの目、口には2枚の舌を持つ子牛だったのです。私たちはショックを受けました。また残念なことに、子牛はすでに母牛の胎内で死んでいたようです。」
ブイさんによると、