先月23日、米マサチューセッツ州の島で環境実地調査プログラムに参加していた7歳の少年が、島内で骨を発見した。当初は動物の骨だと思い込んでいたが、のちに人間の頭蓋骨であることが分かり、引率していた大人が警察に通報した。警察の調査の結果、見つかった人骨は2020年12月から行方不明になっていた男性のものと判明した。米ニュースメディア『People.com』などが詳細を報じた。
人骨が発見されたのは、米マサチューセッツ州グリーンフィールド市を流れるコネチカット川の中州にあるローソン島だ。同州ウエストハンプトンを拠点とし、環境に関する教育サービスを行う「バイオシチズン(Biocitizen)」は先月23日、コネチカット川の水位が低くなっていることについて実地調査を行った。バイオシチズンはこれを環境プログラムの一環として提供しており、約20人の子どもたちやスタッフが調査を行っていた。
午前11時頃、ローソン島に到着して調査を進めていると、このプログラムに参加していた7歳の少年が骨を発見した。調査に参加していた一人で、2009年にバイオシチズンを立ち上げたカート・ハイディンガーさん(Kurt Heidinger)は当初、少年が発見したのは雄鹿の骨だと思い込んでいた。
他の子どもたちやスタッフは、興味津々にその骨を観察していた。その後、ランチ休憩を挟んで、一部の子どもたちやスタッフが骨をよく観察するために発見した現場へ戻ったが、