ウィリアム皇太子が、2020年に自身がローンチした「アースショット賞」のサミットに出席するため、米ニューヨークを単独訪問した。今回は2日間という弾丸訪問にもかかわらず忙しいスケジュールをこなしながら、ニューヨークの街を満喫したようだ。皇太子は到着した翌日の早朝に、ニューヨーカーに交ざってセントラルパークでジョギングをしたと明かしている。
ウィリアム皇太子はニューヨークで開催する「アースショット・イノベーション・サミット」に出席するため、現地時間18日に民間機で到着した。
19日に開催した同サミットは、皇太子が2020年にローンチした、地球の環境問題を解決するための革新的な提案をする5団体や個人に賞金を授与するプロジェクト「アースショット賞(Earthshot prize)」を記念するものだ。
ウィリアム皇太子がニューヨークを訪れるのは、2014年以来。今回は2日間という弾丸ツアーにもかかわらず、忙しいスケジュールをこなしつつ、ニューヨークの街を満喫したようだ。
まず初日にはハドソン川でボートに乗り、リバティ・ランディング・マリーナにある「ビリオン・オイスター・プロジェクト」を訪れた。同プロジェクトは、公共教育の取り組みを通じて、ニューヨーク港にカキ礁を回復させる活動をしている。
皇太子は同プロジェクトのエグゼクティブ・ディレクターで共同設立者のピート・マリノウスキー氏や、ボランティアとして参加している学生達やレストラン経営者と対面した。そして学生達と一緒にカキを採取する作業に参加した。
この後に皇太子はアントニオ・グテーレス国連事務総長と一対一の会談を行い、