米アラスカ航空の飛行機の貨物室にのせられたペットの柴犬が最近、飛行中にケージを脱走していたことが明らかになった。柴犬は無事だったが、貨物室の扉が開いた直後の様子を捉えた動画がSNSで拡散し、そのやんちゃぶりに注目が集まった。当時の動画とともに、米ニュースメディア『New York Post』などが伝えた。
米フロリダ州マイアミに住むジョン・クラエフスキーさん(John Krajewski)が今月5日、TikTokに空港で捉えたメスの柴犬の動画を投稿したところ、大きな反響があった。
動画は、米ワシントン州シアトルを飛び立ち、フロリダ州マイアミの空港に到着したばかりのアラスカ航空の機体にフォーカスしたもので、次のような言葉が添えられている。
「私の柴犬“スプートニク(Sputnik、2)”が、飛行中にケージから脱走した!」
「クルーはこう言ったよ。『貨物室の扉を開けると、まるでレッドカーペットを待っていたかのように1頭の犬が立っていた』とね。」
「あの子には必要量いっぱいの鎮静剤を与えたのに、金属製の鍵と結束バンドを噛み切ったんだ!」
確かに動画では、スプートニクが開いた扉のそばに立ち、舌を出してキョロキョロと見回す姿が映し出されており、ジョンさんはこのように続けた。
「スプートニクはその後、何事もなかったように振舞いとても元気だ。約6時間の飛行中、スプートニクがいつケージを抜け出したのかは誰にも分からない。ただケージを上手く抜け出したことに関しては、正直なところ感心しているよ。」
すると視聴者の多くは、スプートニクが日本原産の“柴犬”だったことに注目し、