今年5月、米ミズーリ州ガワーのベネディクト会メアリー修道院で、4年前に埋葬された修道女の遺体を掘り起こしたところ、腐敗もなくほぼ埋葬時と変わらぬ姿だったことで話題となったが、2018年1月にもタイで同じようなことが起こっていた。英ニュースメディア『The Mirror』が今月8日、埋葬後2か月経っても腐敗もなく笑みを浮かべているように見えるタイの僧侶の遺体について伝えたところ、多くの関心を集めている。
2017年11月16日のこと、タイのバンコク市内の病院で、当時92歳の僧侶ルアン・フォー・ピアン氏(Luang Phor Pian)が病気のために亡くなった。カンボジア出身のピアン氏は人生の大半をタイ中部のロッブリー県にある寺院で過ごし、地元では仏教の指導者として崇められていた。
ピアン氏の亡き後、遺体は埋葬されたものの2か月後に墓から掘り起こされ、しばらくの間、寺院に安置されることになった。そして2018年1月18日、ピアン氏の遺体を掘り起こした信者らは驚いた。遺体にはほとんど腐敗が見られず、