犬は人間と交流を深めることができる社会的な動物だが、専門家によると彼らは人間以外の動物と交流を求めることもあるそうだ。それを裏付けるように、アメリカのある家庭で飼われている犬は、子ウサギのいる巣穴を見つけてしばらくの間、見守り続けたという。アメリカを拠点とするペットに関する情報メディア『Parade Pets』などが伝えている。
米インディアナ州リプリー郡在住のアカウント名「LilyBear」さんが6月24日、メスのバーニーズ・マウンテン・ドッグ“リリー(Lily)”の動画をTikTokに投稿したところ、これまでに500万回以上の再生回数を記録した。リリーは飼い主の自宅近くで子ウサギのいる巣穴を見つけ、毎日のように挨拶に訪れるようになったという。
動画には、地面の穴に数羽の子ウサギが眠っており、リリーが鼻を近づけると、子ウサギたちがリリーの顔に飛び跳ねるようにして顔を近づける様子があった。性格が穏やかなリリーは、決して子ウサギに危害を加えるようなことはせず、ただ近くでそっと見守っていた。
ところがある日、いつものようにリリーが巣穴を見にいくと、そこには子ウサギの姿はなく巣穴が空っぽの状態だった。子ウサギたちは成長して巣立っていったようだが、それでもリリーは巣穴に顔を埋めて子ウサギたちを探し、