アメリカの経済、文化、観光の中心であるニューヨークに、人々を一瞬で和ませてしまうオスのポメラニアンがいる。現在8歳というこの犬の特技は“死んだふり”で、忙しい都市に笑顔を運んでいるようだ。
米ニューヨーク州ニューヨーク市に住むジェスさん(Jess)とニックさん(Nick)は、ポメラニアンのオス“ロード・レオ(Lord Leo、8、以下レオ)”と、チワワのオス“ワイアット(Wyatt)”を飼っている。
2匹のうち特に個性が強く、ニューヨーカーだけに留まらず世界中にその名を知らしめているのは、“死んだふりをするワールドチャンピオン”の異名を持つレオで、YouTube「Lord Leo the Lazy Pom」のチャンネル登録数は15万人超、TikTokのフォロワー数は60万人超、Instagramは18万4千人と多くのファンがいる。
過去には、動物専門ニュースサイト『The Dodo』などでも取り上げられたレオはほぼ毎日、死んだふりをするそうで、ジェスさんはこう語っている。
「レオは歩きたくない時、コロンと転がって死んだふりをするの。それはまるで子供がかんしゃくを起こしているかのようで、一度横になると立たせるのが大変なのよ!」
「ただニューヨーカーの人たちの反応は最高でね。本当に死んでいるかのようなレオを見て心配し、声をかけてくる人もいるほどよ。それほどレオは演技が上手いの!」
ジェスさんは、多くの人が立ち止まり、レオを見て笑顔になってくれることを楽しんでいるそうで、