メキシコ北東部ヌエボ・レオン州の多目的パークで先月25日、ジップライン中の6歳男児のハーネスが突然外れ、約12.2メートル(40フィート)下の人工湖に転落する事故が発生した。男児は軽傷で済んだものの心に深い傷を負っており、公園側の管理体制の甘さが浮き彫りになった。米ニュースメディア『Fox News』などが伝えた。
ヌエボ・レオン州モンテレイにある多目的パーク「フンディドーラ公園」のジップライン「アマゾン・エクスペディション」で現地時間6月25日、セサル・モレノ君(César Moreno、6)が滑走中に約12メートル下の人工湖に転落した。
事故の瞬間は家族が撮影しており、SNSで公開された動画には、ヘルメットとハーネスを付けたセサル君の後を追うように家族の男性が滑走するのが見て取れる。背後では笑い声や声援が聞こえ、和やかなムードが流れている。
ところが後からスタートした男性はすぐにセサル君に追いつき、2人はジップラインの真ん中で止まってしまう。
その直後、セサル君のハーネスが外れて落下してしまい、