海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】ガム40粒を飲み込んだ5歳児、胃の中で大きな塊に 翌日に摘出(米)

結果として体調不良を引き起こしていた。

消化器官内部に大きな難消化性の集合体が確認される症状は“ベゾアール(Bezoar)”と呼ばれており、今回のケースはベゾアールの一種であるとして、チザイト医師は報告書を作成している。ベゾアールの治療は炭酸水などを使って溶解させる方法が一般的だが、今回は胃の内部でガムの塊を分割し、数回に分けて取り出す方法が取られた。

無事に全てのガムを摘出することができたが、ガムの塊を男児の喉を何度も通過させて取り除いたため、男児は摘出後に喉の痛みを訴えた。しかし長期的な影響はないとして、男児は翌日に退院している。

クリーブランド・クリニックでは、「ガムを飲み込むこと自体はほとんど無害だが、大量に飲み込んでしまった場合には、腸閉塞につながる可能性もあるため注意が必要」と述べている。

なお今回のニュースには、「親はいったい何をしていたのか?」「5歳児が40粒ものガムを食べている間、周囲には誰もいなかったのかな?」「ガムはしっかりと容器に入れないとダメだよ」など親の監督不行き届きを指摘する声が相次いだ。

ちなみに昨年11月には、中国に住む14歳少女の胃腸から3キロの毛髪が摘出されたというニュースが注目を集めていた

画像は『New York Post 2023年5月27日付「My 5-year-old swallowed 40 pieces of gum ― here’s what happened next」(Science Direct)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

胃カメラで男児の胃内部を確認すると、40粒のガムが大きな塊となっていることが分かった。内部でガムの塊を分解し、複数回に分けて摘出したという(画像は『New York Post 2023年5月27日付「My 5-year-old swallowed 40 pieces of gum ― here’s what happened next」(Science Direct)』のスクリーンショット)

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