昨今は美容整形を気軽に受ける人が増えているが、証明写真の顔とあまりにも違い過ぎる場合には注意が必要だ。このほどオーストラリアから日本へ向かった旅行者が、パスポートの顔写真と実際の顔が大きく異なるため出国審査で止められそうになったという。結局、この旅行者は美容整形を受けていることを説明し、ようやく出国できたようだ。豪ニュースメディア『news.com.au』などが伝えている。
豪シドニー在住のLGBT活動家(LGBTQ+ Activist)でパフォーマーのトミー・グレインジャーさん(Tomi Grainger、29)が今月1日、空港を訪れた時の動画をTikTokに投稿したところ注目を集めた。トミーさんはこの日、東京へ向かうためシドニー国際空港を訪れていた。
ところがトミーさんが自動化ゲートで本人照合をしようとしたところ、機械で照合できなかったためトミーさんは有人の出国審査レーンを案内された。そこで女性審査官にパスポートをチェックしてもらうと、彼女はトミーさんのパスポートを持ったまま一旦その場を離れ、別の審査官と怪訝そうな表情でトミーさんについて話していたそうだ。
この時、トミーさんは「出国できないかも」と思ったと同時に「そうか、美容整形のしすぎでパスポートの写真とはまるで別人のようになっていたんだ」と気づいたという。トミーさんは22歳の時に今のパスポートを取得しており、これまで出入国において何の問題もなかった。
しかしここ1、2年の間にフェイスリフト、リップリフト、ボトックス注射などを繰り返したことで、パスポートの顔写真とはかけ離れた顔になったようだ。トミーさんは豪メディア『news.com.au』のインタビューに応じ、