
イグアナがトイレから奥の寝室に侵入しないようにベビーゲートを設置。約1時間後にトイレに戻ってみたところ、イグアナはまだ便器の中にいたという。
ジョンさんは当時の状況をこのように語った。
「イグアナは便器の中で水しぶきを上げていてね。私は『今こそイグアナを捕まえ、トイレから追い出す絶好の機会だ』と思い、自分を奮い立たせた。ところがイグアナは便器から這い出し、トイレの後ろに滑り込んでしまったんだ。」
「そこで私はプールのゴミ取り網を掴み、イグアナをトイレから追い出してやったよ!」
なおイグアナはその後、プールの中に潜り込み、しばらくすると裏庭から逃げていったそうで、ジョンさんは「犬の散歩に行った時、裏庭のドアを開けたままにしていてね。きっとイグアナはそこから侵入し、開いていたトイレのドアから中に入ってしまったんだろうね」と推測、「いい教訓になったよ」と苦笑した。
ちなみに動物専門オンラインサイト『AZ Animals』によると、フロリダ州に生息するイグアナは外来種で、1960~1970年代に近隣の島などから貨物船で持ち込まれ、温暖で湿気が多いフロリダ州で一気にその数を増やしていったという。ペットとして持ち込んだものの大きくなり過ぎ、手に負えなくなって自然に放たれたケースが多く、生態系を脅かしたり、樹木の葉を食い荒らされるなどの被害が急増、同州は対策に追われているという。
画像は『25 News Now 2023年5月23日付「Florida man finds iguana in toilet: ‘I thought I was in Jurassic Park’」(WSVN, JOHN RIDDLE, CNN)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)