中東アラビア半島に位置するイエメン共和国で、頭にヒツジのような“2本の角”を持った男性が話題となっている。男性は6年ほど前に他界したが、最近になって親族が男性の当時の様子についてメディアに語ったところ、注目を集めることとなった。英ニュースメディア『The Mirror』などが伝えている。
イエメンのニュースメディア『Aden al-Ghad』が今月13日、頭に“2本の角”を持つアリ・アンテルさん(Ali Anter)について伝えたところ、多くの関心を集めた。アリさんはアルジャウフ州の出身で、頭の角によって「ヒツジ男」や額に2本の角が生えていたと伝承される古代ギリシャのアレクサンドロス大王の別名「双角王(ドゥル・カルナイン)」と呼ばれることもあったそうだ。
アリさんの親族が同ニュースメディアに語った内容によると、彼は100歳を過ぎたあたりから前頭部の両脇に“2本の角”が生えてきたという。角はどんどん成長し、左側の角においては下の方に向かってコイル状に伸び、顔半分を覆うような形になっていた。
しかし生活に支障をきたすようになったことから、アリさんは角の切除を決断した。当時の角を切除する様子を撮影した動画には、