ワニといえば強靭な顎で獲物に噛みつく恐ろしい肉食動物だが、メキシコに住む男性はそんなワニをペットとして飼っている。しかしこのワニは飼い主に懐いており、ベッドで寄り添って寝ることもあるそうだ。飼い主はワニとの生活の様子をTikTokに公開しているが、まるで犬のように懐く姿にフォロワーから「いつか襲われるのでは」と心配の声があがっている。米ニュースメディア『New York Post』などが伝えた。
メキシコ中央部サン・ルイス・ポトシ州在住のジョナサン・アライザさん(Jonathan Araiza、29)は、ワニの“ガモーラ(Gamora)”をペットとして飼っている。ガモーラは体が比較的小さく、ジョナサンさんが抱えられる大きさだ。しかし口には尖った歯が生え揃っており、一度噛まれてしまえば大けがは免れないと想像してしまう。
そんなガモーラの普段の様子について、ジョナサンさんはこう語っている。
「家の中を自由に歩き回り、ベッドや肘掛け椅子でリラックスしています。階段の上り方も分かりますし、自宅に設置した池にも自由に出入りできますよ。」
ガモーラの他にチワワを2匹とカミツキガメ、ワニガメを飼っているジョナサンさんは、自身のTikTokアカウントでペットたちとの暮らしぶりを披露している。その中にはベッドの上で横になるジョナサンさんの隣で頭を撫でてもらうガモーラの姿もあり、ゆっくりと瞬きをして気持ち良さそうにしていた。また別の動画では、ソファに座ってテレビゲームをするジョナサンさんの膝にガモーラが乗っているところを公開している。ジョナサンさんの腕に包まれてじっとしているガモーラは口を少し開けており、