海外発!Breaking News

writer : hanako

【海外発!Breaking News】妊娠22週、体重515グラムで誕生した女児 132日間の入院生活を経て退院へ(英)

レイチェルさんとコリーさんに病院の滞在を許可した。

また助産師らはイモジェンちゃんに初乳を届けるためにレイチェルさんをサポートした結果、生後16週を迎える頃にはたっぷりの母乳を与えることができるようになったそうだ。

誕生から98日間、NICUで過ごしたイモジェンちゃんはこれまでに脳出血が認められたほか、心雑音や肺出血、敗血症、さらに複数回にわたって輸血を受けるなど数えきれないほどの試練が続いた。しかしイモジェンちゃんはすべてを乗り越え、今年1月15日にはプリンセス・オブ・ウェールズ病院の特別ベビーケア病棟に転院した。

そして3月に入り、生後6か月になったイモジェンちゃんはついに退院の日を迎え、生まれて初めて自宅に戻ることができたのだ。

現在は新米ママとして1分1秒を大切に過ごしているというレイチェルさん。そんな彼女は、医療スタッフに対し感謝の気持ちをこのように述べている。

「早産になった原因は不明ですが、医師からは再び早産になる可能性は40%だと言われています。今のところイモジェンの臓器には異常がなく、視力や聴力にも問題はないとのことです。自宅ではまだ酸素吸入が必要ですが、イモジェンは私たちが生きている間に経験できないようなことを多く経験し、それに打ち勝つことができたのです。」 

「この半年間は人生で最も怖い時間でした。でも病院のスタッフはそれを感じさせないほど私たち家族に素晴らしい対応をしてくれました。彼らは母親である私の直感を常に信頼してくれていたのです。看護師や医師たちがスーパーヒーローであったことは間違いありません。彼らなしではすべてを乗り越えることはできなかったでしょう。」

画像は『BBC 2023年3月11日付「Premature births: Baby born at 22 weeks survives against odds」(RACHEL STONEHOUSE)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)

しばらくは病院に滞在していたレイチェルさんとコリーさん(画像は『BBC 2023年3月11日付「Premature births: Baby born at 22 weeks survives against odds」(RACHEL STONEHOUSE)』のスクリーンショット)

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