英シンガー・ソングライターのサム・スミス(30)が、「ブリット・アワーズ(Brit Awards)2023」のレッドカーペットで、ラテックス製のジャンプスーツを着て登場した。しかしこの衣装が巨大な風船の様だったことから、SNSでは「座ったらどんな音がするんだろう」「チキンの丸焼きみたい」とジョークにする声が飛び交った。サムは最近体型批判の標的にされたことから、デザイナーがサムの自然な美しさを称えるために、このような衣装をカスタムメイドしたと明かしている。
現地時間11日にロンドンのO2アリーナで開催された英国最大の音楽賞「ブリット・アワーズ」のレッドカーペットで、サム・スミスが纏った衣装が大きく注目を浴びた。
サムは過去に同性愛者であるとカミングアウトし、2019年には自身の性別が男性・女性のどちらでもない「ノンバイナリー」であると告白。自身のMVやステージでは、性別にとらわれない大胆なファッションを披露している。
そんなサムが自身の個性を強くアピールするかの如く、風船のように膨らんだジャンプスーツを着て現れたのである。
衣装はロンドンのファッションブランド「Harri」によるカスタムメイドで、光沢のある黒いラテックス素材を使用したものだ。肩部分から袖にかけては丸みを帯びて大きく膨らみ、下半身は外側に大きく尖ったようなフォルムをしている。
首元のフロント部分をジッパーで閉め、黒い手袋とプラットフォーム(厚底)ブーツを合わせた、全身黒のコーディネートを完成している。右耳にはパールのイヤリングを、左耳にはメタルのピアスをつけていた。
同ブランドのデザイナー“Harri”はファッションメディア『WWD』の取材に応じ、