犬が前にいる犬に前足をかけて並んで歩く“コンガライン”で、ドイツに住むプロのドッグトレーナーの男性が「14匹」に成功しギネス記録を更新した。今回の新記録は、これまで男性の娘が持っていた「9匹」を上回るものとなった。親子はコンガラインの他にも、複数のギネス記録を保持しているという。米ニュースサイト『New York Post』などが伝えている。
「最も多くの犬によるコンガライン(Most dogs in a conga line)」で新記録を樹立したのは、ドイツ在住のヴォルフガング・ラウエンブルガーさん(Wolfgang Lauenburger)だ。ヴォルフガングさんが記録を更新するまでは、彼の娘アレクサさん(Alexa、15)による2022年2月の記録「9匹」がギネスブックに登録されていた。
コンガラインとは、キューバ発祥のダンス「コンガ」から派生したものだ。このダンスは列をなして踊り、円になるように進む。ヴォルフガングさんが挑戦したコンガラインでは、それぞれの犬は少なくとも片方の前足を常に前の犬に触れていなければならない。また列が完成した後、犬たちは5メートルを二足歩行しなければならないというルールもある。
それらに加え、ヴォルフガングさん親子は犬を大きさの順に並べる訓練もしていたそうだ。今回のギネス記録更新の際にも、先頭には大型犬が、後方にいくにつれて小さい犬が列を作っていた。
ギネス記録を更新したコンガラインは、ドイツのシュロス・ホルテ=シュトゥケンブロックにある動物保護区兼遊園地「ザファリラント・シュトゥケンブロック(Safari Land Stukenbrock)」で行われた。
ギネスワールドレコーズの公式ツイッターでは1月31日、新記録樹立の瞬間を動画で公開しているが、